ひたすらお勉強するブログ。
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なんでもデジタルになる昨今。そろそろプロの漫画家さんにも「え?トーンって買うものなの?」とか「集中線の引き方なんて知らないよ」とか言う人が出てくるんじゃないかと内心ドキドキしているぼくですが、まぁさすがにそれは馬鹿にしすぎですよね!……ね!
そんなわけで、今回は絵に関しての話であるので、それ以外の人には興味はないかもしれない。
デジタルで気軽にささっと絵が描けちゃうソフトが安価で手に入っちゃうものだから、ラフからデジタルでやってしまう人ってたくさんいると思う。そこにはデジタルの利便性もさることながら、アナログの欠点が大きいところなのかもしれない。
アナログの欠点は大きく2つ。「消耗品であること」と「かさばること」である。500枚入りのコピー用紙、消しゴム、シャープペンの芯、鉛筆……。そう簡単になくなるものではないが、描けば描くほどお金がかかる寸法である。環境破壊だ!といわれても文句は言えない。そして描いた絵が溜まると、わりと大変である。管理に非常に困る。捨てればいいじゃない、と思うかもしれないが、それは個人的に絶対にオススメはしない。
アナログのよい点は、一度描いた線が残ることだ。後から見直すことが出来る。それもラフのラフのラフからだ。デジタルでは順次消していくような線が全部残るのである。これを活用しない手はない。自分がこれまで描いてきた絵を見比べることで、自分の癖を見つけるよい機会となる。また、慣れの問題もあるかもしれないが、自分の絵を全て出すためには、やはりペンタブを通して画面に描くのではなく、直接ペンを持って、直接紙に描いた方がいいと思うのだ。デジタルはアナログでしっかりと描けるようになってからが望ましいんじゃないかとぼくは思う。
さらによい点をあげるとするならば、「自分がどれだけやったか視覚的にわかること」だ。
例えば、500枚A4コピー用紙が無くなったとする。新品で買うと4cmはあるであろうあの束が、だ。それを描ききったというのは相当な達成感だ。それと同じように消しゴムが1/5くらいになったとか(これ以上は消しにくくなって紙が汚れるだけである)、1日でシャープペンの芯を2本使い切ったとか。達成感というのは気付かないかもしれないが、かなり心に余裕をくれるものだ。高校時代の友人に、問題を解く時は紙にボールペンで書くという人がいた。これは一度通った解を消せないというのもあるし(これはあとでどこで間違えたか知ることができる)、空になるボールペンが増えるほどに、自分がどれだけ勉強をやってきたのかがわかるのだ。絵も一緒、スポーツも一緒だ。
デジタルではうっかり消されてしまうようなラフ。それに君は一体どれほどの時間と、どれほどの労力を使ったんだい?
努力は実るものだと、ぼくは思っている。「為せば成る」のだ。何も考えずにだらだらとやってさえいなければ、必ずやった分だけ力はつくのだ。そう信じて、ぼくは今日も足元に紙を積み上げていくのである。実家に4桁、今の家にもおそらく4桁はあろう紙の束の先に、素敵な未来が待っているのだ――(遠い目)。
そんなわけで、今回は絵に関しての話であるので、それ以外の人には興味はないかもしれない。
デジタルで気軽にささっと絵が描けちゃうソフトが安価で手に入っちゃうものだから、ラフからデジタルでやってしまう人ってたくさんいると思う。そこにはデジタルの利便性もさることながら、アナログの欠点が大きいところなのかもしれない。
アナログの欠点は大きく2つ。「消耗品であること」と「かさばること」である。500枚入りのコピー用紙、消しゴム、シャープペンの芯、鉛筆……。そう簡単になくなるものではないが、描けば描くほどお金がかかる寸法である。環境破壊だ!といわれても文句は言えない。そして描いた絵が溜まると、わりと大変である。管理に非常に困る。捨てればいいじゃない、と思うかもしれないが、それは個人的に絶対にオススメはしない。
アナログのよい点は、一度描いた線が残ることだ。後から見直すことが出来る。それもラフのラフのラフからだ。デジタルでは順次消していくような線が全部残るのである。これを活用しない手はない。自分がこれまで描いてきた絵を見比べることで、自分の癖を見つけるよい機会となる。また、慣れの問題もあるかもしれないが、自分の絵を全て出すためには、やはりペンタブを通して画面に描くのではなく、直接ペンを持って、直接紙に描いた方がいいと思うのだ。デジタルはアナログでしっかりと描けるようになってからが望ましいんじゃないかとぼくは思う。
さらによい点をあげるとするならば、「自分がどれだけやったか視覚的にわかること」だ。
例えば、500枚A4コピー用紙が無くなったとする。新品で買うと4cmはあるであろうあの束が、だ。それを描ききったというのは相当な達成感だ。それと同じように消しゴムが1/5くらいになったとか(これ以上は消しにくくなって紙が汚れるだけである)、1日でシャープペンの芯を2本使い切ったとか。達成感というのは気付かないかもしれないが、かなり心に余裕をくれるものだ。高校時代の友人に、問題を解く時は紙にボールペンで書くという人がいた。これは一度通った解を消せないというのもあるし(これはあとでどこで間違えたか知ることができる)、空になるボールペンが増えるほどに、自分がどれだけ勉強をやってきたのかがわかるのだ。絵も一緒、スポーツも一緒だ。
デジタルではうっかり消されてしまうようなラフ。それに君は一体どれほどの時間と、どれほどの労力を使ったんだい?
努力は実るものだと、ぼくは思っている。「為せば成る」のだ。何も考えずにだらだらとやってさえいなければ、必ずやった分だけ力はつくのだ。そう信じて、ぼくは今日も足元に紙を積み上げていくのである。実家に4桁、今の家にもおそらく4桁はあろう紙の束の先に、素敵な未来が待っているのだ――(遠い目)。
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無題
私も、受験生の時はボールペンで色々していました。
まさにその通り、達成感が残るんです。
自分がどれだけやったかを実感できたとき、
それは確かなバックボーンとなり、力となります。
それを見て成果が出ないとへこむときもありますが、
成果が出たときの、何かしらの確信は最高です。
デジタルも良いけど、アナログも素晴らしいです。
(遠い目)で少し笑いましたw
まさにその通り、達成感が残るんです。
自分がどれだけやったかを実感できたとき、
それは確かなバックボーンとなり、力となります。
それを見て成果が出ないとへこむときもありますが、
成果が出たときの、何かしらの確信は最高です。
デジタルも良いけど、アナログも素晴らしいです。
(遠い目)で少し笑いましたw